2024能登半島地震 教会等被害状況(1月3日10時現在)

現在、中部教区では、原則的に教区が定めた災害マニュアルに従って対応を進めています。被災地への連絡等は控えて、被災された方々への配慮をお願いします。特に輪島の被害が甚大です。輪島教会の新藤豪牧師はじめ教会の方々のためにお祈りください。また、能登半島へ向かう道路は、所々で寸断され、金沢から輪島まで、通常2時間くらいの所、10時間もかかったという情報があります。また、震度5強程度の余震も続いています。現時点で現地へ行くことは、緊急車両や災害救助に迷惑をかけることにもなるので、お控えください。
七尾、羽咋、恵泉のいずれの教会も電気は通っていますが断水が続いています。
ただ、七尾、恵泉は敷地内に井戸水があり、それをトイレなどに使っているとのことです。
被災された方々を覚えてお祈りください。 中部教区議長 加藤幹夫

*輪島教会牧師 新藤豪先生より
 道路に亀裂が入り、寸断されているために、物資等が届いていません。
金沢から様々な道を迂回して、10時間かけてきた方もいたようです(普段は2時間程度)が、ガソリンスタンドも営業していないので、帰りの分がなくなる可能性もあるということです。店には食べ物や飲み物はなく、お菓子とかで食いつないでいます。
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教会員全員の無事が確認。
自宅にいる人はほとんどおらずに、それぞれの避難所に避難。
教会員のうち全壊は2棟(うち一棟は火事で焼失)、おそらく今後全壊指定を受ける家屋が数棟。無事の家屋も隣家が傾いていて中には入れない。
次週の礼拝は、一部破損しているが牧師館でできるように準備したいとのこと。

*七尾教会 釜土達雄先生より
 教会の写真と、避難されてきた方々の写真をお送りします。
なお、避難されてこられた方々は、一般の方々で、許可をとっての写真ではありませんから、恐縮ですが、現状理解のためのみの、参考として下さい。
場所は、七尾幼稚園のホールで、幼稚園の玄関方向に向かって写した写真です。
利用した幼稚園の保育室は、それ以外に、0才児1才児のお部屋、3才児のお部屋があります。加えて、礼拝堂を解放しています。
人数が多い写真は、1日目の夜、2日の朝の写真は、大分人が減って、それぞれ自宅に帰られました。
1日目は、津波警報が出ていて避難してこられましたが、注意報に変わって、帰ろうとされたお年寄りには、七尾市の防災士の組合の方が、引き留めて、家に帰らないようにされました。
2日は、そんな方々が帰られましたので、少なくなっています。
これ以外に、お正月の帰省で、小さなお子様をお持ちの方もいらっしゃって、
0才児1才児のお部屋を利用されたり、ホールを利用されたり、礼拝堂を使ったりでした。
全国の諸教会の祈りによって、2007年の能登半島地震の時に、七尾教会の会堂は建て直していただきました。それがため、、地域の方々に奉仕をすることが出来ています。本当に感謝しております。
本日は、58名の方が、宿泊されます。
水、食べ物、必要量が届いています。
電気は正常で、上水は断水。幼稚園は井戸水が使えますので、トイレは、井戸水を使って、バケツで下水に流しています。
幼稚園と放課後児童クラブは4日より、通常通り保育が開始できるよう、工夫することになっています。
輪島教会の現状に、心を痛めています。訪問も、出来ないでいます。
祈りの中に、加え得て下さいますよう、お願いいたします。


 


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